サステナビリティの推進要因
今後の戦略としてサステナビリティの推進を重点事項と位置付けたグループは、サステナビリティを再定義し、グループとして取り組むべき優先順位を見直したことで、これまでに予定されていた活動の優先順位も変わりました。
サルヴァトーレ フェラガモにとって、サステナビリティは、ビジネス戦略の中へしっかりと組み込まれている要素です。
当グループが着手する、サステナビリティに関連する数多くの活動は、透明性、完全性、誠実性へ焦点を当てたアプローチに基づいており、それらは、利害関係者をビジネスの経済的、社会的そして環境的な目標へ関与させる目的を伴っています。
当グループは、単に企業責任のイニシアチブを促進するのではなく、サステナビリティが持つ価値を、企業戦略の一環として認識します。
2017年、当グループは、毎年更新されるサステナビリティ・プランを導入しました。
それは、グローバルレベルで定める方向性の共有ビジョンを作り出すことと、卓越性を保護し、尊重し、プロモートするサステナブルな文化を促進することを主旨としています。
プランは、将来の開発への新しいチャレンジを取り込みながら、設定目標の達成を読み取り記録することを目的としています。
今後の戦略としてサステナビリティの推進を重点事項と位置付けたグループは、サステナビリティを再定義し、グループとして取り組むべき優先順位を見直したことで、これまでに予定されていた活動の優先順位も変わりました。
サルヴァトーレ フェラガモは、気候変動との戦い、生物多様性の回復、海洋の保護という三つの重要な分野に対し、業界の環境への影響を削減するための戦略的で具体的な目標設定のために結成された、ファッションおよび繊維業界の世界的大手企業の同盟に加わりました。
気候変動の最も有害な影響を防止するために必要とされる脱炭素化のレベルに沿い、サルヴァトーレ フェラガモ グループは、温室効果ガス排出量を削減させるため、サイエンス・ベースド・ターゲッツを定めました。
インクルージョン、平等、多様性の価値の促進と保護に対する企業の取り組みを形式化する、インクルージョン ポリシーの導入により、当グループは、この重要なテーマに関するグローバルな育成コースをスタートさせました。
当グループは、廃棄物の削減と、後の生産サイクルで材料の再利用を促進する活動の推進、およびプロジェクトの開発へ取り組みます。
当グループは、コレクションに取り入れる、イノベーティブで環境への影響の少ない素材の研究と実験に取り組んでいます。
当グループのチャリティポリシーは、寄付と慈善事業の優先分野として、女性と子供の健康、芸術と文化に関連するイニシアチブの推進、そして若い人材の育成とトレーニングを特定しています。
当グループは、職場における最高水準の安全、予防、衛生そして健康を保証するために取り組みます。