カルチャー&コミュニティ

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地域とコミュニティに責任を負う企業

創業者サルヴァトーレ・フェラガモは、ファッション、芸術そして文化の世界の間に、切り離せない絆が存在することを理解していました。

当社はその創業者の精神に従い、長年にわたり多大な関心と資源を文化領域での活動に捧げながら、あらゆる芸術を支援してきました。地域に対する支援や取り組みは、当グループが積極的に参加する社会的特性を持つ様々な事業からも見てとれます。

芸術支援

サルヴァトーレ フェラガモは、創業当初から芸術や文化の世界とコンスタントに会話を続けてきました。その関係は、芸術への強い支援活動を通じて時間と共に育くまれています。

シニョーリア広場にあるコジモ・プリモ・デ・メディチ・デル・ジャンボローニャの乗馬像、バッチョ・バンディネッリのエルコレとカコの像、ヴェッキオ宮殿正面玄関前に飾られたミケランジェロのダビデ像の複製、ヴェッキオ宮殿市庁舎のジュディッタとオロフェルネ彫刻の複製、ミケランジェロ広場にあるダビデのブロンズ像の複製。2019年にフィレンツェ市と締結した、これらの彫刻群の修復を約束する長期にわたる合意も、その芸術支援活動の一つです。

当社は創業者の精神に従い、2016年–2018年の3年間、フィレンツェ、シニョーリア広場のネプチューンの噴水を本来の輝かしい姿に修復するための事業を支援しました。この活動もまた、フェラガモの重要な芸術支援のひとつです。

長年にわたるサルヴァトーレ フェラガモの支援により、15世紀の貴重な芸術作品50点を展示するフィレンツェ・ウフィッツィ美術館の8つの広間が修復されたほか、サンタ・トリニータ広場の正義の円柱とサンタ・トリニータ橋、12世紀に建造されたイタリア環境基金(FAI)が所有するサン・ジミニャーノの貴重な建築の宝石カンパテッリ家の塔と邸宅、パリのルーヴル美術館に所蔵されているダ・ヴィンチの作品「聖アンナと聖母子」の修復などが行われたほか、ルーヴル美術館ではその修復を記念した展覧会のスポンサーも務めました。

2019年、フィレンツェの中心とも言うべきヴェッキオ橋、デイ・バルディ通りそしてジュッチャルディーニ通りの交わる広場で、フィレンツェの街とサルヴァトーレ フェラガモの間にある強い絆が祝福を受けました。サルヴァトーレとワンダ・フェラガモの名誉が称えられ、その場所は「サルヴァトーレとワンダ フェラガモ広場」と名付けられることになったのです。


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SUSTAINABLE THINKING

2019年、サルヴァトーレ フェラガモ ミュージアム、フェラガモ社、そしてフィレンツェの公的機関を巻き込み、展覧会やイベントなどを含めた「サステナブル・シンキング・プロジェクト」を開始したことで。フェラガモのサステナビリティへの取り組みは更に強化されました。このプロジェクトは、未来に向けた重要なテーマを考察するきっかけを提案し、ファッション、芸術そして建築の世界のパラダイムシフトに対応するアドバイスを与えることを目的とし、芸術家、デザイナー、建築ストゥーディオによる講演会、ワークショップ、工房の開催に加え、サルヴァトーレ フェラガモ ミュージアムとヴェッキオ宮殿、市庁舎、ノヴェチェント・ミュージアムなど街の名高い場所でのエキシビジョンを含みました。

エキシビジョンのオープニングの前日、ヴェッキオ宮殿の500人大広間ではサステナビリティ研究の重要人物たちによるシンポジウムが開催されました。 サステナビリティの言葉の意味を理解し、企業のビジネスモデルがどのように変わっていっているのか、そして私たちの環境を改善するためのリサーチがどの段階にあるのかを知るまたとない機会となったのです。

発信されたメッセージと同様、サステナブル・シンキング展は、イベントの持続可能なオーガナイズに対する管理システムの条件を定義する、ISO 20121:2012認証を取得しています。

約35000枚
コーリ・ラ・ヴィータのために製造したTシャツ
44000人以上
2019年および2020年のサステナブル・シンキング・エキシビジョンの入場者
6700人以上
2013年から2020年まで、フェラガモ財団が企画・実現したワークショップに参加した子供たち
30000点以上
フェラガモのアーカイブに収集されたモデルやパーツ

SHARING VALUE

サルヴァトーレ フェラガモは、長年、女性と子供の福祉と健康に寄与するプログラムに取り組んでいます。2019年、小児科の分野で卓越したリサーチと治療を行うフィレンツェのマイヤー小児科病院の非営利組織 マイヤー財団との3年間の連携、そしてミラノのIRCCSサン・ラファエレ病院リンパ腫ユニットの腫瘍内科学および血液学を専門とする二人の若い研究者へ、臨床および研究活動に対する支援など、イタリアの優れた病院との取り組みをスタートさせました。

さらに、サルヴァトーレ フェラガモはフィレンツェのチャリティー スポーツイベント「コーリ・ラ・ヴィータ」をメインスポンサーとして毎年支援しています。このイベントは、心理的ケア、身体的社会的リハビリ、予防、育成、緩和ケアを通じた乳癌との闘いに特化した公共医療施設をサポートする非営利プロジェクトへの寄付を目的に開催されています。

2020年、新型コロナウィルス感染症の拡散による衛生緊急事態に直面し、サルヴァトーレ フェラガモ グループは、パンデミックと闘う組織および医療現場への支援を始めました。

緊急事態の最初の数ヶ月に、非営利団体チャイナ・ウーマンズ・ディベロップメント・ファウンデーションへ13万ユーロが寄付され、ミラノの新しい病院の建設のためにイタリア ファッション協会による連帯プロジェクト「イタリー・ウイ・アー・ウイズ・ユー」に17万5千ユーロが寄付されました。

さらにサルヴァトーレ フェラガモは、ミラノ市の新しい病院建設プロジェクト推進を目的として市民保護局とフィエラ財団のためにアルタガンマという募金に参加し、新型コロナウィルス感染症の緊急事態に対応するためフィレンツェのフラティチーニ病院の改修工事を行うイタリア赤十字をCRフィレンツェ財団と共に支援しました。

これもイタリア国内ですが、フェラガモ パルファムはトスカーナ州エステルに5万個の手指消毒剤を寄付し、サルヴァトーレ フェラガモは、不織布抗菌マスク10万枚とFFP1マスク3千枚の製造に取りかかり、製造業者を介してエステルへ寄付しました。

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2020年
年次報告書